ここ2ヶ月程、夕食はほぼ毎晩の様に一人で鍋やってます。美味しくて簡単で且つヘルシーで、日本人に生まれて良かったーってなものですね。というのも、一人用の土鍋を手に入れたのがきっかけで、ここリヤドでも白菜、ネギ、椎茸、シメジと言った鍋用の定番の具材が手に入る事もあって、本当に毎晩鍋なのです。トリやシャケの切り身を入れたり、うどんを入れたり、ドバイで買った餅を入れたりと、いやあ、結構飽きないものですね。
ちなみに一人用土鍋ですが、ハイアットモールと言う大きなショッピングモールに、ダイソー的な(ダイソーではない)日本の100円ショップで売っている品物をおいている店があるのですが(だいたい150~300円ショップって感じです)そこで購入。約300円也。安い!プラスチックですがお茶碗や湯のみなんかも売っているので、和食器が欲しいときには重宝するお店なんですね。
さて、今年もあっという間に1ヶ月が過ぎ、間もなく2月です。こうやってまた今年もあっという間に終わってしまうのでしょうか。せめて今月中にもう一本。と言う事で大してネタも無いのですが更新です。
これから最後の追い込みとあって、ろくすっぽ休みも取れなくなる事が予想されるワケですが、それならば、「まだ休みの取れている今のうちに、まだ乗っていない鉄道にでも乗っておこう」と、急遽皆で出掛けて行ったのが先週末の事。
このサウジアラビアに唯一走っている鉄道、ダンマン鉄道。リヤドとダンマンを約4時間程で繋いでいるのだとか。ダンマンはアラビア湾に面したサウジ第三の街。原油の採掘で有名(?)なアルコバールもこのダンマンのすぐ近くです。そうそう、島国バハレーンの対岸はこのダンマンで、長い橋で繋がっているのも有名ですね。(そう?)
中東の国々へは既にサウジ以外でも6カ国を回ってきたわけですが、考えてみればこのサウジではまだ一度もリヤドを出ていない。たまにはちょっと違う街を見てみるのも悪くないかも、と言う事で、休みだと言うのに朝6時に気合いを入れて起床。日帰りの鉄道の旅に洒落込もうと、こういう事だったんです。
朝6時起床、6時半にいつもの運転手Rジイを呼んで出発。7時にはリヤドステーションへ到着。駅はリヤドの古い街の中心辺りにあります。リヤドの下町ってところですね。列車の時間は7時45分頃のはずなので、まだ十分時間があります。早速切符を買う為に窓口に並びます。
しかし、おばちゃんやおっさんが次から次に割り込んで来てなかなか順番が回ってこない。なんと言うか、相変わらずですね。しかしイライラしてはいけないのです。そういうところなのです。ここは。そして遂にワタクシどもの番に。「ダンマンまで切符くれ。」「無いよ」。「は?、無い?」「いや、切符買いたいんだけど」「次は夜8時の列車だね」、は?
そう、見事売り切れ。「次回はインターネットで予約してきてね」だそうで。
はい、と言う事で期待も空しく、残念ながら乗れなかったと、こういう事でございます。
なんだよー、せっかく朝早起きして行ったのに…。ガイドにも当日窓口で買えるって書いてあるじゃん。ああ…。と言う事で、ダンマンへの日帰りの旅はまたのオアズケになりましたとさ。がっくり。帰ってもう一度寝直したのは言うまでもありません。ホント、ろくなネタじゃ無いですね。
ちゃんちゃん
新年あけましておめでとうございます。
年始から2週間も経ち、今更「おめでとう」も無いものですが、なかなか更新もままならず、ようやくの本年最初の更新と言う事ゆえ、この辺り平にご容赦願えればと。
しかし、遂に2012年ですか。この国へやって来たのが2010年でしたから、いろいろと考えてしまう事が多いのも納得です。本当に時間の流れの速さには溜め息が出ますね。
さて、この2週間、当然日本の各職場では正月休みと言うものがあり、学校などの冬休みと称する長期の休み程ではなくとも、大晦日と正月の三が日位は皆様、お休みになっているのでは無いでしょうか。しかし、ぐちぐちとクドい様ですが、このサウジアラビア、我々日本人及び西洋各国を始めとする他の多くの国々の間でもお馴染みと言うか、半ば常識と化しているグレゴリオ暦が通用しない、非常に稀な世界でして、ヒジュラ暦ではとうに新年を迎えてしまっていると言う事もあり、12月31日だろうと1月1日だろうと、別に何ら特別な日でもなんでもなく、特に今回の大晦日と元日は、この国では平日である土日であった事もあり、まあ、あったり前に普通通りお仕事、とこうなるワケです。
今年もまた、なんら面白みの無い年明けを迎えた、とね。
なんか2年も続けて、年末年始のあの独特な、慌ただしかったり、まったりとしていたり、といった空気感を感じる事が出来なかったって言うのは、なんか日本人として一抹の寂しさを感じてしまったりする今日この頃なんですが、さーて、こんな年末年始も今年限りで、来年はゆっくり日本で過ごす事になるのかどうなのか?まあ、それはそれ、海外で働く日本人としては、ちょっとした問題だったりもするワケです。
個人的には、少しずつでも成果が出始めているこのお仕事、最終的な結果を見ずして日本に帰る事になるのだとしたら非常に残念であると思っているのですが、実際のところ、4月以降もこの国に留まる可能性もチラホラと見え隠れもしている昨今だったりするワケで、(あくまでも、そういう可能性もなきにしもあらず、と言ったところですが。)さあて、どうしたものでしょう。もう少し違う形でこの国の人達との仕事に関われる様になるのであれば、それはそれで改めて頑張って行きたい、などとも思うのですが、それよりも今のこのプロジェクトです。もしあと2ヶ月強ではっきりとした結果が出ない、と言う事になれば、やはりもう少し頑張りたいよなあ、などとも思ってしまうワケです。
もちろん、別の国で、なんて事も考えたりもしますが、さぁて、どうしたものでしょうね。
ところで、先週末の話になりますが、我々のアシスタントをしてくれているシリア人のエマッド君という若者のご家庭に招かれまして、ちょっとしたパーティーがありました。それはもう物腰の柔らかい優しくて可愛らしいお母さんに、可愛い妹さん、それとエマッド君そっくりな兄貴のバッサムさんが、シリアン料理(レバノン料理と変わらないんですが)で一生懸命もてなしてくれまして、とても楽しい一日となりました。
この一家、どういう経緯かはわかりませんが、エマッド君が小さい頃からこのリヤドに住んでいる様で、昔のアルバムの写真なども見せてもらいましたが、本当に幸せ一杯のご家庭と言う感じ。なるほど、エマッド君がこれほど素直で(実はかなりの頑固者だったりするんですが)人の良い性格に育ったのは、この家族あってなのだなあ、などと思ったりしました。
リヤドの繁華街近くの街中のお宅。もちろん彼らはシリア人でサウジ人ではないので、一般のサウジ人とは、またちょっと違うのかもしれませんが、リヤドの街中で暮らす人々のリアルな生活を見る事が出来ました。日本で言うところの広めの3LDKくらいのマンションと同等のお宅。(但し、一部屋一部屋はかなり広いのですが)なるほど、こういうところで皆さん生活しているのだなあ、などと感じると同時に、こうやって都会で暮らす人々って言うのは日本もサウジも実はそれほど違わないのだという、感想を抱くに至ったのでした。
しかし、結局エマッド君のお父さんには会えずじまい。昔の写真には沢山写っていて、家族一緒の楽しそうな写真が多く残っているのですが、現在のお宅には全くと言っていい程、お父さんの存在する気配がない。実は皆が皆、お父さんの事については、「いるのだろうか?」「もし、いなかったら…」と、結局、気を使って最後まで口に出せずにいた、というのがあとでわかったのですが、実は帰り際、2台の車に分乗した際、僕の乗った車とは別のもう一台の車の方が、別れた直後に丁度お父さんが帰って来たところに遭遇したとの事で、なんの事は無い、お父さんは存命。全く持って元気だそうで。ひと安心です。
外国人はいろいろと仕事面で不利を被る事も多いこのサウジアラビアです。彼もいろいろと仕事上の問題を抱えているのも知っていますが、それでも今回の幸せそうな家庭を見て、本当に安心しました。
本当によかったねエマッド君、素敵な家族で。
最近しょっちゅう、インド人運転手のRジイに説教されるワケですよ、「幸せな家庭を築いてこその充実した人生ってものだろう?」ってね。ことあるごとに、「ジュンイチロウ、お前はいつ結婚するんだ」「日本人ってのはどうなってるんだ?」と、いいかげん喧しいオヤジですが、確かにね、身につまされるものはありますね。
### でもオヤジ、働く日本人の独身女性陣に向かって同じ事を言うのはやめた方が良いぞ。日本人だからといって、このあたり、実はとてもデリケートな部分なんだからさぁ。

