休日の過ごし方
2010年 04月 16日
本日、木曜日はこちらではお休み。こちらに来て二度目の週末です。
KACSTという政府の機関というか国営の企業のようなものがあります。このKACSTですが、ITの研究機関であり、宇宙開発の研究なんかも行っている機関(アメリカでいうところのNASA的な機関のようです。)ということです。で、石油に依存しまくりで産業らしい産業のないこのサウジアラビアで、少しでも産業を興す手助けになればと、このKACSTがアニメやゲームなどコンテンツ制作のための人材育成に乗り出したワケなんですね。そんでもって、日本のコンテンツ制作をやっている企業と業務提携しまして、その企業と契約し、CGの先生として、わざわざサウジアラビアくんだりまでノコノコとやって来たのが、この私めという事なんでございますよ。
(詳細はこちら)
まあ、とにかくこちらでは日本のアニメやゲームというのは大人気なワケでして。生徒さんたちのアンケートにも「デスノート」やら「ナルト」やら「キャプテン翼」やら大量の日本製アニメのタイトルが書かれていたりする事からも、非常に日本製コンテンツの人気が高い事が伺えるのですが、街を歩いていると、「お前日本人か?一緒に写真取らせてくれ」なんて声かけてきて、撮った写真を友達に自慢してはしゃいでるような連中ですからね、こっちはそれこそポカーンですよ。同じアジア人の労働者たちはアカラサマに差別して日本人だけ特別扱いってのも奇妙なものですが、まあ、この国での日本人というのは、とても珍しく、そして結構尊敬される立場にあるようです。
で、それはそうと、この休日。10数年ぶりにデッサンなんてモノをやる事に。
4月24日から開講予定なんですが、なんと、この後に及んで機材が間に合わないかもという事でして。とにかくユルーイ国なんですね。この国。それで、保留になっていたデッサンの授業が復活という事で、慌てて準備している訳です。なんといっても10数年ぶりに描く訳ですから、とにかく練習しとかないと、ということでして、本日は家にこもって静物の鉛筆デッサンなんぞにしけこんでいるのですよ。
いや、だけど昔取った杵柄。勘が鈍って形を取るのに苦労はしたものの、それなりになんとかなるもんですね。いや、まだまだ形は狂っているものの、なんかそれっぽくはなってきましたよ。ちょっとお手本としては微妙だけど、もうちょっと描いていけばなんとかなりそうです。
しかし、久々に鉛筆を握っていると、なんか色々と昔の事を思い出して何やら感慨深いもんですね。もう20年も昔になりますが、初めてデッサンなんてモノを始めて、美大の受験に望んだ日々がついこの間の様に思い出されます。当時の仲間との親交は今も続いていますし、なんかアレコレ考えながら、鉛筆の1タッチ1タッチが思い出をたどっていく様で、なんだかんだで結構楽しかったのでございますよ。いやあ、やっぱり手描きですよ。手描き。原点ここにあり。人間、自らの手を使ってモノを作れってことですね。
写真は我が職場付近をうろついていた野良猫にゃんとゴミ箱。ゴミ箱にはアバヤを来た女性が描かれています。
KACSTという政府の機関というか国営の企業のようなものがあります。このKACSTですが、ITの研究機関であり、宇宙開発の研究なんかも行っている機関(アメリカでいうところのNASA的な機関のようです。)ということです。で、石油に依存しまくりで産業らしい産業のないこのサウジアラビアで、少しでも産業を興す手助けになればと、このKACSTがアニメやゲームなどコンテンツ制作のための人材育成に乗り出したワケなんですね。そんでもって、日本のコンテンツ制作をやっている企業と業務提携しまして、その企業と契約し、CGの先生として、わざわざサウジアラビアくんだりまでノコノコとやって来たのが、この私めという事なんでございますよ。
(詳細はこちら)
まあ、とにかくこちらでは日本のアニメやゲームというのは大人気なワケでして。生徒さんたちのアンケートにも「デスノート」やら「ナルト」やら「キャプテン翼」やら大量の日本製アニメのタイトルが書かれていたりする事からも、非常に日本製コンテンツの人気が高い事が伺えるのですが、街を歩いていると、「お前日本人か?一緒に写真取らせてくれ」なんて声かけてきて、撮った写真を友達に自慢してはしゃいでるような連中ですからね、こっちはそれこそポカーンですよ。同じアジア人の労働者たちはアカラサマに差別して日本人だけ特別扱いってのも奇妙なものですが、まあ、この国での日本人というのは、とても珍しく、そして結構尊敬される立場にあるようです。
で、それはそうと、この休日。10数年ぶりにデッサンなんてモノをやる事に。
4月24日から開講予定なんですが、なんと、この後に及んで機材が間に合わないかもという事でして。とにかくユルーイ国なんですね。この国。それで、保留になっていたデッサンの授業が復活という事で、慌てて準備している訳です。なんといっても10数年ぶりに描く訳ですから、とにかく練習しとかないと、ということでして、本日は家にこもって静物の鉛筆デッサンなんぞにしけこんでいるのですよ。
いや、だけど昔取った杵柄。勘が鈍って形を取るのに苦労はしたものの、それなりになんとかなるもんですね。いや、まだまだ形は狂っているものの、なんかそれっぽくはなってきましたよ。ちょっとお手本としては微妙だけど、もうちょっと描いていけばなんとかなりそうです。
しかし、久々に鉛筆を握っていると、なんか色々と昔の事を思い出して何やら感慨深いもんですね。もう20年も昔になりますが、初めてデッサンなんてモノを始めて、美大の受験に望んだ日々がついこの間の様に思い出されます。当時の仲間との親交は今も続いていますし、なんかアレコレ考えながら、鉛筆の1タッチ1タッチが思い出をたどっていく様で、なんだかんだで結構楽しかったのでございますよ。いやあ、やっぱり手描きですよ。手描き。原点ここにあり。人間、自らの手を使ってモノを作れってことですね。
写真は我が職場付近をうろついていた野良猫にゃんとゴミ箱。ゴミ箱にはアバヤを来た女性が描かれています。
by kuronekonokujira
| 2010-04-16 04:38
| 日々の出来事